皆さん、こんにちは。
アンチエイジングアドバイザーの遠藤幸子です。
今回は、低GI食品を意識して体の中からアンチエイジングする方法についてお話ししていきたいと思います。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
私たちの体は、日々の生活の中で口にしたものから主に作られています。ですから、どのような食生活を送るかで老化を早めることも緩めることもできるということになります。
そこで、食生活でアンチエイジングする方法について具体的にご紹介していきたいと思います。
1.低GI食品を意識した食生活を送る
■GI値とは何か?
GIはGlycemic Indexの略。食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを計測したものです。そして、GI値とはブドウ糖を摂取した際の血糖値の上昇を100として、相対的に表したもののことを指します。
■低GI食品を意識した食生活を送ることのメリット
GI値の高い食品を摂取すると、血糖をおさせる作用のあるインスリンが大量に分泌されます。インスリンが急激に、大量に分泌されると脂肪細胞に糖が運ばれ、肥満の原因となります。そして、大量に分泌された糖はタンパク質と結びつき、体温によって熱せられることで「AGE(週末糖化物質)」が生成されることになります。
AGEは強い毒性を持ち、老化を進める原因物質であると言われています。そして、シミ・シワなどの要因となる他、蓄積される場所によっては心筋梗塞や脳梗塞、認知症、白内障、骨粗しょう症などの要因になりうるのです。
ですから、低GI食品を意識した食生活を送ることは急激な血糖値の上昇を防ぐこととなり、重大な病気や老化のリスクを減らすことに繋がるのです。
■低GI食品とは?
低GI食品にはどのようなものがあるのでしょうか。よりわかりやすくお伝えするために表にまとめました。参考にしていただきたいと思います。
低GI食品 | GI値 | 高GI食品 | GI値 | 低GI食品 | GI値 | 高GI食品 | GI値 |
パスタ | 65 | うどん | 85 | ごぼう | 45 | にんじん | 80 |
おかゆ | 57 | 精白米 | 88 | 玉ねぎ | 30 | ||
玄米 | 55 | もち | 85 | トマト | 30 | ||
ライ麦パン | 55 | フランスパン | 95 | キャベツ | 26 | ||
そば | 54 | 食パン | 95 | ピーマン | 26 | ||
全粒粉パン | 50 | ロールパン | 83 | 大根 | 26 | ||
かまぼこ | 51 | 赤飯 | 77 | ブロッコリー | 25 | ||
ベーコン | 49 | ベーグル | 75 | なす | 25 | ||
豚肉 | 46 | クロワッサン | 70 | 小松菜 | 23 | ||
ししゃも | 40 | きゅうり | 23 | ||||
あさり | 40 | ほうれん草 | 15 |
2.食べる順番を工夫する
ここまでのお話で低GI食品を積極的に摂取するメリットをご理解いただけたと思いますが、食べる順番についても同様のメリットがあります。つまり、食事の際低GI食品から食べると急激な血糖値の上昇を防ぐこととなり、アンチエイジングに高い効果があるのです。
食べる順番についてですが、コース料理をイメージするととてもわかりやすいでしょう。コース料理は、サラダからスタートし、スープ、前菜、肉か魚のメイン料理、ライスまたはパンまたは麺類、最後にデザートという順序で出される場合が多いと思います。
普段の食事の中でもこの順序を意識することが大切です。
しかし、毎度の食事の度に食べる順番を気にしていては、ストレスになってしまう場合もあるでしょう。そこで、1日1度の食事のみ心掛けられることをおすすめします。そして、毎日継続して心掛けることで確かな効果を得ることができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
以上のことを無理のない範囲で取り組まれ、体の中からアンチエイジングに取り組んでいただければと思います。
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